ビル・エバンス
Bill Evans
頭文字別
A
楽器別
Ten-Sax
Alt-Sax
Sop&Bari.Sx
Trumpet
Piano
Vocal
Guitar
Drums
Bass
Bigband &
Orchestra
Vibraphone
Organ
Flute
  おそらく皆さんが持っているモダンジャズ・ピアノのイメージはこのビル・エヴァンスの演奏スタイルからだと思います。エヴァンス以前のピアノは確かにジャズではありますが、聴いてみて、"昔の" と言う印象は強く残ると思います。彼は深く、重く、静かなピアノを弾きます。"蔭り"さえ感じるビル・エバンスの"静"のピアノの魅力は日本人好みの演奏スタイルでもあります。また"ピアノが主役"というトリオの常識を打ち破り、ベースソロをピアノと対等な程前に打ち出す工夫にも成功しました。これにはベースの天才スコット・ラファロへの深い理解も要因していたと思われます。ビル・エバンスがジャズシーンに姿を現したのは、1954年にオーケストラの一員として参加したのが最初でした。そしてそのわずか2年後、名門レーベル"リバーサイド"から初めての名義盤、'56「ニュー・ジャズ・コンセプションズ」を録音します。この作品には後にモダンジャズ史上最高のトリオと称されるビル・エバンス・トリオのひとり、ドラムスのポール・モチアンとすでに組んでいます。そして更に2年後、マイルス・デイビス・セクステットに加わりますが、この年、当時29歳の1958年は、ビル・エバンスにとって大きな躍進の一年といえるでしょう。上記のマイルス・デイビス以外にもチェット・ベーカー、ヘレン・メリル(ニアネス・オブ・ユー)、キャノンボール・アダレイ、ミッシェル・ルグラン、アート・ファーマー(モダン・アート)等と録音をしています。そして翌年マイルス・デイビスの名盤、'59「カインド・オブ・ブルー」に参加。まさにこのアルバムから"モードスタイル"としてのモダンジャズ・ピアノの歴史が始まったといっても過言ではないでしょう。そして、先程も触れました最高のトリオ、ベース=スコット・ラファロ、ドラムス=ポール・モチアンからなるビル・エバンス・トリオの僅か2枚のスタジオ録音、'59「ポートレイト・イン・ジャズ」 を皮切りに、'61年の「エクスプロレーションズ」、有名な"ヴィレッジヴァンガード" でのライブから、ワルツ・フォー・デビィ「サンデー・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード」。この4枚こそ"これからジャズを聴きたい、ビル・エバンスを知りたい"皆さんにお勧めしたい"最初の一歩"です。残念ながらベースのラファロが事故にあってしまい最高トリオ伝説はここまでになってしまいます。しかしながらラファロに続いて、ベースにパーシー・ヒースが後を勤め、以降にも名盤が録音される事になります。マイルスのバンドで共に活動をしていたアルト奏者、キャノンボール・アダレイの作品、「ノー・ホワット・アイ・ミーン」。翌年'62年、ギター奏者ジム・ホールを含みアルバムタイトルが後に演奏法の呼び名ともなった、「インタープレイ」。前記のホールとのデュオ、「アンダー・カレント」、ベースがチャック・イスラエルに変わりましたが、「ムーン・ビームス」もトリオの名盤。
ワルツ・フォー・デビィ
エクスプロレーションズ
ポートレイト・イン・ジャズ  
GATE '00-'39
'00-HOT&NEW