ブッカー・リトル
Booker Little
頭文字別
A
楽器別
Ten-Sax
Alt-Sax
Sop&Bari.Sx
Trumpet
Piano
Vocal
Guitar
Drums
Bass
Bigband &
Orchestra
Vibraphone
Organ
Flute
  非常に短命なジャズ・トランペッターでわずかしか録音も残されていません。十代初めからトランペットを初め、音楽学校在学中から活動していたのですが、レコーディング経験を始めてから3、4年位で、わずか23歳で病死してしまいました。そして、リトル自身同様若死したエリック・ドルフィーやスコット・ラ・ファロ等伝説的な巨匠等と貴重な盤を残しています。全ての記録を集めようと思ったら案外容易で、他のトランペットと聴き比べてみると面白いかもしれません。彼のトランペットの"特異性"をよく理解できると思います。ブッカー・リトルのトランペットはかなりメリハリのある音使いをするのが特徴で、アップテンポのうまさは勿論変速リズムも多く、曲の一部メロディーを他の楽器と示し合わせたようにハーモナイジングさせてからそれぞれの楽器ソロに展開させる様な曲が多いです。印象としては何処か孤高で都会の哀愁の様なものを感じます。ジャズは黄昏時から深夜にかけてのホットな時間帯が似合いますが、彼は冷えびえとした夜明け前の時間帯が良く似合うような気がします。あくまで個人的に抱いている印象ですが。ついでにブッカー・リトルについての好みを言うとアップテンポのノリの良い曲よりもスローでメランコリックな曲の方が私は好きです。代表盤は彼自身の名をタイトルにした、'60「ブッカー・リトル。リトルの盤の中では初心者の人々にお勧めしたいダントツの1位です。これを聴いて、「ああ、ブッカー・リトルはこんなトランペットか」と思ったなら恐らくそれは正解でしょう。なぜならこの盤は代表盤であると同時に、"彼らしさが最もよく出た"と評価されているからです。そして少し余談になりますがこの録音にはかの伝説的なベーシスト、スコット・ラ・ファロが参加しているので同時に数少ないラ・ファロの音源でもある訳です。もし聴き始めの順序が在るとしたらこの「ブッカー・リトル」こそ彼を知る最初の一枚として推薦します。更にこれに物足りなさを感じたとしたら翌年、名門ベツレヘムから、'61「ブッカー・リトル・アンド・フレンド。前作よりアンサンブルも豊かになり"アツイ"セッションを繰り広げます。まさに"静"と"動"の違いでしょう。ファンの中には「アンド・フレンド」をベストに挙げる者も多いかもしれません。他に名盤、話題盤として、上記エリック・ドルフィーの'60「ファー・クライ」。エリック・ドルフィーはアルト・サックスを初めフルートやバス・クラリネット等もこなし作曲まで出来るマルチプレーヤーで、同じアルト・サックス奏者のオーネット・コールマンと並び、"フリー・ジャズ"と呼ばれるスタイルの創始者として知られます。そして、他にもエリック・ドルフィーとのシリーズで、'61「アット・ザ・ファイブスポット」「vol.1」「vol.2」も名盤として知られています。名ドラマーのマックス・ローチとの'58「アワード・ウイニング・ドラマー」は初期の名盤として知られています。
名盤PICKUP
ブッカー・リトル ブッカー・リトル・アンド・フレンド
GATE '00-'39
'00-HOT&NEW