チェット・ベイカー : シングス
Chet Baker : Sings
頭文字別
A
楽器別
Ten-Sax
Alt-Sax
Sop&Bari.Sx
Trumpet
Piano
Vocal
Guitar
Drums
Bass
Bigband &
Orchestra
Vibraphone
Organ
Flute
 この盤でベーカーは全ての曲を情感豊かに謳いあげ、自身によるトランペット、ラス・フリーマンのピアノは全ての曲で必ずソロをとっています。明るくて元気な曲は、1、6、7、11、14曲目の5曲で、スピーディーでアップテンポは一曲もありません。全体的に静かな曲で構成されています。1曲目、「ザット・オールド・フィーリング」。とてもハッピーで明るい歌です。2曲目、「イッツ・オールウェイズ・ユー」。静かなスローテンポのバラードです。3曲目、「ライク・サムワン・イン・ラヴ」。スローテンポが続きます。物悲しげな印象の曲です。4曲目、「マイ・アイデアル」。寂しげに呟く様に謳います。歌の印象のせいかトランペットまでもが情けなく聞こえます。5曲目、「アイヴ・ネヴァー・ビーン・インラヴ・ビフォァー」。6曲目、「マイ・バディー」。ここに来てやっと明るくなってきました。テンポ良く得意のトランペットのソロで始まります。楽器のリードで始まるのもこの曲が初めてです。7曲目、「バット・ノット・フォー・ミー」。大好きなスタンダードです。いろんな歌手の歌を聴いてきましたが、ここでのベーカーの歌はストレートに原曲に忠実です。8曲目、「タイム・アフター・タイム」。優しく包み込むようなベーカーのヴォーカル。9曲目、「アイ・ゴット・アロング・ウイズアウトユー・ヴェリーウエル」。これも多くの歌手に良く歌われるスタンダードで、個人的にもお気に入りです。10曲目、「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」。ベーカーの歌うこの曲が目当てでこの盤を買う人も多いのでは?。11曲目、「ゼア・ウイル・ネヴァー・ビ・アナザー・ユー」。これも有名なスタンダード。勿論お気に入りです。この特長あるメロディーを覚えておけばどこかで必ず別の演奏を耳にする事でしょう。12曲目、「スリル・イズ・ゴーン」。有名スタンダードが続きます。陰鬱な印象の曲で、このバージョンも上手く謳いあげていますが、この曲はどちらかと言うとベーカーよりジュリー・ロンドンやヘレン・メリルの方が似合うと思う。13曲目、「アイ・フォール・イン・ラヴ・トゥー・イージリー」。ヴォーカリストとしての彼の最初のヒット曲。ピアノ奏者ビル・エヴァンスのアルバム「ムーン・ビームス」にも収録されています。コチラのほうも是非。14曲目、「ルック・フォア・ザ・シルバーライニング」。テンポのよい明るい曲です。デイブ・ブルーベック・クァルテットによる作品「ブルー・ベック〜デスモンド+8」に於いて、ピアノ奏者デイヴ・ブルーベックとアルト奏者ポール・デズモンドによる演奏も聴く事が出来ます。■1954年カリフォルニア録音。■レーベル:パシフィック。■ヴォーカル、トランペット=チェット・ベーカー。ピアノ=ラス・フリーマン。ベース=カーソン・スミス。ドラムス=ボブ・ニール。
GATE '00-'39
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