ポール・デズモンド
Paul Desmond
頭文字別
A
楽器別
Ten-Sax
Alt-Sax
Sop&Bari.Sx
Trumpet
Piano
Vocal
Guitar
Drums
Bass
Bigband &
Orchestra
Vibraphone
Organ
Flute
 ジャズの黄金期には多くの黒人サックス奏者達と共にスタン・ゲッツ、リー・コニッツ、ズート・シムス、アート・ペッパー等、決して多くはありませんが白人サックスの巨匠達も活躍していました。ポール・デズモンドもその数少ない白人サックス奏者の一人で、優しく叙情的なアルト・サックスを吹きます。彼の作曲した楽曲には格調高さと言うかえもいえない"品格"を感じます。初心者の方ほど彼を好きになれると思いますが、かと言って様々な演奏を聴き重ねて行く内いつしか耳が肥えて来たからと言ってポール・デズモンドを卒業するでもないでしょう。結果的に生涯を通じて、"お気に入り"からどうしても外せない存在となるに違いありません。ジャズは大人の音楽なんだし、大人なジャズはもっとジャズなんです。私はデズモンドのファンではありません。あまりに知らな過ぎるので。しかしそんな私でさえ参加盤も含めて今思い出しただけで5、6枚程CD棚に並んでいます。(…筈です)。さて、知らな過ぎる乏しい知識を精一杯集めて彼について語るとすると、最も関係の深い人物は、ジム・ホールやジェリー・マリガンを挙げる人もいるかも知れませんが気持ちはよく解ります。彼のアルトはホールのギターやマリガンのバリトンサックスに非常によく合いますから。しかしやはりピアノ奏者デイヴ・ブルーベックでしょう。ポール・デズモンドは、主要な活動期の大部分をデイヴ・ブルーベックのバンドで過ごし、バンド名も3度4度変って行く中で27歳頃から43歳まで16年もの歳月を過ごしました。その中で生まれた傑作アルバムが、'59「タイムアウトだったのです。この中の “ テイク・ファイブ ” と言う傑作ナンバーを作曲し大ヒットさせた事はあまりに有名です。恐らくこれが彼の世間で知られる最も大きな業績でしょう。デズモンドと言えば “ テイク・ファイブ ” 。 “ テイク・ファイブ ” と言えばデズモンドと言う風に。しかし、掛け持ちでブルーベック・バンド在籍時に吹き込んだ物の中に幾つかの名演、名盤があります。バリトン・サックス奏者、ジェリー・マリガンとは、'54年と'62年、'72年に録音していますが、中でも '57「ブルース・イン・タイムは名盤です。60年代に入ると徐々にブルーベック・バンド以外での仕事が多くなり自身の名義盤も幾つか残しています。'61「デズモンド・ブルー」'63「テイク・テン「イージー・リビング」。そして、アメリカ・ボサノヴァの代表的作品とも言える、ギター奏者ジム・ホールとの '64「ボッサ・アンティグア。そして以下の2枚も代表盤として知られています。'68「サマー・タイム」'69「フロム・ザ・ホットアフタヌーン」。この後、70年代に入った後も、'77年5月に他界するまで幾つかの傑作盤を残しますがこの話はまたの機会に。
テイク・テン
ボッサ・アンティグア    
タイム・アウト ブルース・イン・タイム  
GATE '00-'39
'00-HOT&NEW