スタン・ゲッツ チャーリー・バード : ジャズ・サンバ
Stan Getz Charlie Byrd : Jazz Samba
頭文字別
A
楽器別
Ten-Sax
Alt-Sax
Sop&Bari.Sx
Trumpet
Piano
Vocal
Guitar
Drums
Bass
Bigband &
Orchestra
Vibraphone
Organ
Flute
  初心者推薦盤!。どの曲も美しいメロディーで理解しやすいです。翌年、'63「ゲッツ/ジルベルト」を発表しますがその前身ともいえる盤です。全曲インストルメンタルです。ジョアンとアストラット・ジルベルト夫妻のヴォーカルなくしてボサ・ノヴァを語る無かれ。と、唱えるのは常識ですが、ゲッツのテナーを求めるなら断然コッチでしょう。ギターのチャーリー・バード名義の盤でもあり、ジャズのアンサンブルでのアコースティック・ギターがボサ・ノヴァの楽器構成としてのスタンダードとなります。一曲目、「デサフィナード」。ボサ・ノヴァのスタンダードにして有名曲です。ジルベルトの歌が良く知られていますが、この曲もゲッツのテナーで終始しているこの演奏が最高です。参考までに追記するとジルベルトのヴォーカル版でもゲッツのテナー・ソロがあり彼はかなり違う音使いで吹いています。2曲目、「サンバ・ディーズ・デイズ」。この曲はバードのオリジナルでブルースあり、バラードありの軽快なサンバです。3曲目、「鵞鳥のサンバ」。おそらくヨチヨチ歩くガチョウをイメージして作曲されたのでしょう。所々間延びのしたユーモラスな曲で、スタン・ゲッツは曲の魅力を良く理解してうまく音を伸ばして演奏しています。4曲目、「悲しみのサンバ」。ブラジルを代表するギタリスト、バーデン・パウエルの曲です。ここではゲッツのテナーは勿論バードの哀愁に溢れたアコギが、"悲しみ" を表現しています。5曲目、「ワン・ノート・サンバ」。ブラジルを代表するギタリスト、アントニオ・カルロス・ジョビンのヒット曲。バードのアコギとゲッツのテナーの絡みが、"完璧" です。本盤中最もバードのアコギがフューチャーされている曲でもあります。6曲目、「エ・ルーショ・ソ」。これはもう大好き、大お気に入りの推薦曲!。緩やかで優しく、メロウな印象の曲です。メロディが美しいのでゲッツのテナーとバードのギターが交代でソロをとっても強印象が残ります。この曲は後に録音される、ルイス・ボンファとの「ジャズ・サンバ・アンコール」でも、別テイクで取上げられています。7曲目、「バイーア」。ブラジルの州の名前で、ボサ・ノヴァ歌手のアストラッド・ジルベルトの出身地。暗く重い空気の感じから明るくメロディックに展開してゆくあたりが、とても心地良いです。前曲、エ・ルーショ・ソと同じ作曲家、アリ・バホーゾによる古いサンバです。
■1962年ワシントン録音。■レーベル:ヴァーブ。■テナー・サックス=スタン・ゲッツ。ギター=チャーリー・バード。ベース=キーター・ベッツ。ドラムス=バディ・ディペンシュミット、ビル・ライヒェンバッハ。
追記 : チャーリー・バードの弟ジーン・バードがギターとベースで参加。
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