スタン・ゲッツ
Stan Getz
頭文字別
A
楽器別
Ten-Sax
Alt-Sax
Sop&Bari.Sx
Trumpet
Piano
Vocal
Guitar
Drums
Bass
Bigband &
Orchestra
Vibraphone
Organ
Flute
 1927年2月2日生まれ。(ぞろ目は苦労するんですねぇ…実は私もそうなんですが)。15歳からプロのテナー奏者です。'40年代後半から'50年代初頭にかけての活躍ぶりは注目すべきで、'44年(17歳)、「スタン・ケントン楽団」。'45年、「ベニー・グッドマン楽団」。'47-'49年、「ウディー・ハーマン楽団」。等有名大手楽団に在団し脚光を浴びています。'50年代に入って、サックス奏者リー・コニッツやピアノのレニー・トリスターノ、トランペット奏者でモダンジャズの中核となる人物、マイルス・デイビス等によってジャズ界にもたらされた、"クール・スタイル" をいちはやく取り入れ、有名テナー奏者としての地位を確立しました。そして、'50年代後期に結婚をしたのをきっかけに活動の場をヨーロッパに移しますが大きな飛躍は無かったようで、再びアメリカに帰ることになります。帰国後方向を見失っていたゲッツにボサノヴァを勧めたのはギタリストのチャーリー・バードでした。積極的に取り組んだのかどうかまでは判りませんが、おりしも、世の中が'60年代に入って、ハービー・マン(フルート奏者)やズート・シムス(アルト奏者)等、一部のジャズミュージシャン達によってブラジルからアメリカに紹介され、当時にわかに広がりつつあった背景を考えると、"ボサ・ノヴァ" への興味が多少なりともあったのかも知れません。そして1962年、前記のチャーリー・バードと共に録音した、「ジャズ・サンバ」が大ヒットしたのをきっかけに、同年、音楽家ゲイリー・マクファーランドとの「ビッグ・バンド・ボサ・ノヴァ」。翌年、"黒いオルフェ(カーニバルの朝)" の作曲であまりに有名なルイス・ボンファ(ギター奏者)との「ジャズ・サンバ・アンコール」。そして同じ年、更なる大ヒット、世界的なヒットを飛ばした誰もが知る有名盤、「ゲッツ/ジルベルト」を録音するに至ります。このアルバムによって、"ボサ・ノヴァ" と言うユニークで魅力的な音楽文化をヨーロッパを初め地球の反対側の日本にまで知らしめる事になるのです。そしてこの大成功をきっかけに、ジョアン・ジルベルト、アントニオ・カルロス・ジョビンを初めとする多くのブラジルミュージシャンが世界中で認められるようになりました。つまり、"ジャズ" と言う特定のジャンルのみならず、世界の現代音楽そのものに大きな影響を与えその歴史を作り上げたのです。実は当サイトの改装前にも述べた事があるのですが、彼の残した2つの大きな功績、"クール・スタイル" での成功と、"ボサ・ノヴァ" の成功とでは、根本的にスケールがまるで違うのです。
ジャズ・サンバ
ビッグ・バンド・ボサ・ノヴァ(黒いオルフェ
ゲッツ/ジルベルト  
GATE '00-'39
'00-HOT&NEW